ハマコウゾリナ

キク科 コウゾリナ属

コウゾリナの海岸型変種海岸の砂地、草地などに生える2年草で、高さは10〜25センチ。根元付近でよく分枝する。葉は互生し、披針形〜倒披針形で、縁には浅い歯牙状の鋸歯があり、上部の葉は茎を抱く。根出葉が花時でも枯れない。
花の直径は2センチほど。花期は10〜11月。千葉〜静岡県に分布する。

〜徒然想〜

コウゾリナの海岸型の変種ですが、品種扱いの考え方もあります。
コウゾリナとの違いは、根元からよく分枝すること、根出葉が花時でも枯れないこと、花が2センチほどで小さいことなどがあります。

同じような環境を持つ三浦半島ではこの花をみつけることができず、千葉県で是非とも見たいと出かけてきました。ちょうど花期にあたり、あちこちに黄色い花が見られました。
風を強く受ける場所では背丈が低く他の草に埋もれるように咲き、風当たりの弱い場所ではやや背丈を伸ばして咲いていました。

−同じ科の植物−
2017.10.12 千葉県
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