ハマボウフウ |
セリ科 ハマボウフウ属 |
海岸の砂浜や草地などに生える多年草で、高さは40センチほどになる。茎の上部や花序には軟毛が密生する。葉は1〜2回3出羽状複葉で、小葉は倒卵状楕円形、厚くて光沢がある。 花は茎の先に複散形花序となり、白色の小さな花を密につける。花期は6〜7月。日本全土に分布する。 〜徒然想〜 ボウフウ(防風)は風邪を防ぐに由来する言葉で、ボウフウの根や根茎を乾燥させたものは生薬として発汗・鎮痛作用があり、風邪の頭痛、めまい、関節痛などに効果があるとされています。 ハマボウフウはその代用とされたこともあり、またその若葉は刺身のつまに使われます。 5月、若葉はすっかり厚みのある粉を噴いたような緑の葉に変わっています。数は多く見られ、中には早くも花序を出し、白い花が咲き始めているものもみられました。 花の盛期には、この一帯は白い花が散りばめられることでしょう。 −同じ科の植物− |
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2010.5.8 東京都 |
2010.5.8 東京都 | 2010.5.8 東京都(画像にポインターをおいてください) |