ハコネオトギリ |
オトギリソウ科 オトギリソウ属 |
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別名コオトギリ。日当たりのいい岩場などに生える多年草で、高さは10〜30センチ。茎は叢生し、多数の枝を出す。葉は線状倒披針形〜広披針形で、明点があり、さらに少数の黒点がまじることがある。縁に黒点があり、さらに明点がまじることが多い。 花は枝の先に集散状に付き、黄色で直径1.5〜1.8センチ、少数の黒点と黒線がある。花期は7〜8月。箱根、富士周辺にのみ分布する。 〜徒然想〜 オトギリソウの仲間の同定には葉の黒点や明点の確認が必須です。しかしながら、黒点は比較的撮影することができるものの、明点については撮影しても画像では見えないことが多く、がっかりすることがたびたびです。 光を透かして撮るなど、工夫が必要です。 このハコネオトギリは、富士の駐車場脇に、アカバナと並んで咲いていました。先行者に遅れまいと急ぎ撮った割には明点が写し込めて、ほっとしています。 フジオトギリとの違いに迷いましたが、背丈が比較的低く、葉に明点のみがあったのでハコネオトギリとしました。花の縁に少数の黒点がみられます。 −同じ科の植物− |
2009.7.20 富士山 |
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2009.7.20 富士山 | 2009.7.20 富士山(画像にポインターをおいてください) |
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2009.7.20 富士山 |
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