ハッカ

シソ科 ハッカ属


湿地などの湿った場所に生える多年草で、高さは20〜40センチ。茎は四角で、葉や萼とともに軟毛があり、全体に芳香がある。葉は対生し、狭卵形〜長楕円形、先は尖り、縁には鋭い鋸歯がある。
花は上部の葉腋に輪状に多数付く。花冠は淡紫色で唇形、先は4裂する。花期は8〜10月。北海道〜九州に分布する。



〜徒然想〜

ハッカは精油成分としてメントール、ビネン、カンフェン、リモネンなどを含み、よく知られた香りがあります。
茎葉を乾燥したものを薄荷(はっか)といい、葉だけを集めて乾燥させたものを生薬で薄荷葉(はっかよう)といいます。薄荷葉は、中枢抑制、血管拡張などの効果があり、健胃、かぜの熱・頭痛、めまい、消化不良などに用いられます。また、塗るとスースーする成分は、かゆみ止めにもなります。

ハッカは天然メントールを採る植物として全国で盛んに栽培されていましたが、化学的にメントールが合成されるようになると、ハッカの栽培は急速になくなっていきました。

時々、山道や農家の庭先でハッカの花をみつけると、つい葉を摘んで香りを嗅いでしまいます。スーと香りが鼻を抜け、疲れが取れるような気がします。

−同じ科の植物−

2012.9.28 宮崎県
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