フランスギク

キク科 フランスギク属

ヨーロッパ原産の帰化植物。道端、空地、荒地などに生える多年草で、高さは30〜80センチ。茎は直立し、基部で疎らに分枝する。根出葉は倒卵形〜倒披針形で、縁には鋸歯があり、粗い毛がある。茎葉はへら形で互生する。
頭花は白色で、直径5センチほど。総苞は半球形、総苞変は3〜4列。花期は5〜7月。

〜徒然想〜

2012年、北海道で車を走らせていると、道路の法面一面が白い菊で覆われている光景に出会いました。いかにも帰化種の様相です。フランスギクです。
帰化種と思うとなかなか丁寧に撮影する気にもならないのですが、後に後悔することになってしまいました。

2015年、知床硫黄山登山を荒天のため見合わせ、麓を散策した時に群落に出逢いました。小規模な群落ですが、きれいです。
思い出したのが前に見た大群落で、あれほどの規模の群落を雰囲気よく撮影しておかなかったことを後悔してしまいました。

中には雑種と思われる変わった花が見られ、何との雑種なのか、???が継続しています。

−同じ科の植物−
2015.7.3 北海道
2015.7.3 北海道      2015.7.3 北海道
2015.7.3 北海道
2012.7.23 北海道   2012.7.23 北海道