フジバカマ

キク科 ヒヨドリバナ属

高さ1〜2メートルになる多年草。葉は対生し、長楕円形〜長楕円状披針形。下部の葉は普通3深裂し、短い葉柄がある。
頭花は枝先に散房状に多数付き、淡紅紫色。総苞片は10個、2〜3列に並ぶ。小花は5個。花期は8〜9月。関東地方以西〜九州に分布する。

〜徒然想〜

フジバカマは秋の七草としてよく知られているものの、自然状態で見られる場所は多くはありません。
山梨県で見られるとの情報を得ていますが、これも未だ縁がありません。もう少し時間がかかりそうです。

栃木県のフジバカマを見に行ってきました。なるべく自然状態で見られる場所を探して、葉や茎の特徴を撮影してみました。
背丈は2メートルほどにもなって、立ち上がってます。茎は緑色です。葉は、どちらかというと薄手で大きな鋸歯が目立ち、中ほどから下には3裂した葉が多く見られます。短い葉柄がありますが、ほとんどないものも見られます。
花はほぼ白色で、総苞部分はやや紅みを帯びています。

ヒヨドリバナの仲間は各地でよく見かけます。その度にフジバカマかなと疑ることがありましたが、今後はなくなりそうです。

−同じ科の植物−
2017.9.27 栃木県
 2017.9.27 栃木県    2017.9.27 栃木県
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