ブゾロイバナ

シソ科 ブゾロイバナ属

山地、道路端、林縁などに生える1年草で、高さは1メートルほどにまでなる。茎は四角形で、直立する。葉は卵形で、先は鋭く、縁には鈍い鋸歯がある。
花は茎頂又は葉腋に総状花序となり、唇形花を多数付ける。花冠は紫紅色で長さ1センチほど、上唇は全縁、下唇は3裂する。花期は周年? 鹿児島県〜沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

やはり、この花を紹介するときは、その名の理不尽さに言及せざるを得ないでしょう。
花があちこちを向いて不揃いに咲くから、その名が付けられたと言われています。せめて、フゾロイバナやフソロイバナとしてあげれば、救われるのではないかと思いますが・・・。
精査すると、フソロイバナと表記されることもあると知りました。こちらの表記に統一されることに期待したいと思います。
花は画像のとおり、ピンクできれいです。

−同じ科の植物−
2015.5.31 鹿児島県
 2015.12.17 沖縄県    2015.5.31 鹿児島県