オゼヌマアザミ

キク科 アザミ属

亜高山帯の湿地などに生える多年草で、高さは50〜100センチ。茎葉は羽状に深裂し、基部は茎を抱く。
花は茎の先に1個又は数個が上向きに咲き、紅紫色で直径3〜4センチ。総苞は鐘形で、総苞片は長く、花を包み込むように伸びる。花期は8〜9月。尾瀬及び周辺地域に分布する。

〜徒然想〜

久しぶりの尾瀬です。8月初旬に訪れるのは初めてで、何がみつかるか楽しみです。
尾瀬ヶ原はニッコウキスゲが終わり(激減していると聞いています。)、同じ黄色のキンコウカが咲き始めていました。
ヒツジグサは往路ではあまり見られなかったものの、帰路では多くの花が開いていました。
ヤチラン探しでは、屈んで湿原の隙間をのぞき込む姿を多くのハイカーに問われ、だんだん答えるのが面倒になってきました。
今回は見つかりませんでしたが、後日情報を得て場所はおおよそ分かりました。来年再チャレンジします。

オゼヌマアザミは、時々降り出す雨に嫌気がさして、帰路を急ぐ時にみつかりました。まだ咲き始めでしょう。総苞片は長く珍しい形です。
後日見たワタムキアザミに似ているようです。

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2013.8.2 尾瀬
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 2017.8.12 尾瀬   2017.8.12 尾瀬