オオユリワサビ |
アブラナ科 ワサビ属 |
山地の湿地などに生える多年草で、高さは30〜50センチ。葉は卵円形〜腎円形で、縁には波状の鋸歯がある。 花は総状花序に付き、花弁は4個で白色、長さ5〜6ミリ。花期は3〜4月。本州〜九州の日本海側に分布する。 〜徒然想〜 ユリワサビに比べると、茎は太く初め直立し、葉は直径4〜8センチほどで一回り大きく、花後は地上部が枯れ鱗茎葉だけになります。 本画像は3年ほど前の撮影ですが、オオユリワサビではないかと思いながらも自信が持てず、お蔵入りになっていたものです。 オオユリワサビは一時は絶滅とされていた植物で、最近になって東北から北陸にかけて産地がみつかっています。 本画像の撮影地は広島県です。図鑑での分布は本州〜九州の日本海側となっているものの、「日本のレッドデータ検索システム」 では広島県の分布はありません。 本種であるとの疑いが捨てきれませんので、このHPで公開し、各位のご意見を伺うとにしました。 -同じ科の植物- |
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2012.4.15 広島県 |
2012.4.15 広島県 | 2012.4.15 広島県 |