オオヤマカタバミ

カタバミ科 カタバミ属

山地の林下などに生える多年草で、高さは5〜25センチ。地下茎は横に這い、1〜2個の葉と、1〜2本の花茎をつける。葉は3枚で倒三角形、縁は切形。
花は葉の展開に先立ち、花柄の先に白色の花を付け、花弁には紫色の筋が入る。花の直径は2.5〜3.5センチ。花期は4月。本州中部地方、九州に分布する。

〜徒然想〜

以前この山に登った時にはカタバミの花を見た覚えがなく、もっと湿ったところに生えるはずと、裏の登山口から登ってみることにしました。
予想が当たり、林道から登山道に入ってまもなく、湿った杉林の中でこの花が咲いているのをみつけました。こんな時は、やはり、してやったりという想いがします。

葉が特徴的で、逆三角形で先が切り落とされたような葉です。花は立ち上がり、ときに葉の下に隠れます。
花は下向きに開いています。ですので、自然にローアングル、時に三脚から外し、地に固定しての撮影になりました。

−同じ科の植物−
2014.4.26 群馬県
2014.4.26 群馬県
     
   2016.4.6 群馬県  
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