オオチチッパベンケイ |
ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属 |
山地の岩場などに生える多年草で、高さは15〜40センチ。茎は汚赤褐色で斜上する。葉は互生、稀に対生し、卵円形、縁に鈍い鋸歯がある。 花は茎先の散形花序に多数密に付け、淡黄緑色で5弁、葯は赤色。花期は9〜11月。茨城県、福島県の一部に分布する。 〜徒然想〜 チチッパベンケイの変種で、植物体に乳頭状突起が密生する点で違いがあるとされています。 しかし、観察しても乳頭状突起がどんなものかよく分かりませんでした。花茎に茶褐色の突起らしきものがある個体が見られ(全ての個体ではない)、これがそうなのかな、と思える程度でした。 疑問を持ったままの帰路となってしまいましたが、この地のものはオオチチッパベンケイとされていますので、それに従いました。長野県や群馬県に自生地があるとされるチチッパベンケイとも比較しないといけないですね。 オオチチッパベンケイは、茨城県レッドデータブックでは危急種に、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧種IB類(EN)に分類されています。盗掘が絶えず、育成、移植、啓蒙などによる保護活動が継続されています。 −同じ科の植物− |
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2014.10.25 茨城県 |
2014.10.25 茨城県 | 2014.10.25 茨城県 |