オオブタクサ

キク科 ブタクサ属

北アメリカ原産の帰化植物。河川敷、荒地などに生える1年草で、高さは2〜3メートルになる。茎は毛が多く、よく分枝する。葉は対生し、掌状に3〜5中裂する。
頭花は単性で、雄頭花と雌性花があり、雄頭花の総苞片は合着して傘形になり、中に両性の筒状花が入っている。花期は8〜9月。

〜徒然想〜

目のかゆみや鼻水症状などを伴う鼻炎、特に春先のスギ花粉による花粉症は、多くの日本人の悩みとなっています。
花粉などの外からの刺激に対するアレルギー反応が原因なのですが、引き金となる花粉はスギだけではなく、ヨモギやブタクサも原因になります。

オオブタクサも同様です。これらの植物の花期は夏から秋ですので、花粉症の方は長い期間鼻炎症状に悩むことになります。
お大事に!といいたいです。
別名はクワモドキ。桑に似た大きな葉を持っています。

−同じ科の植物−
2009.9.13 栃木県
2009.9.13 栃木県 2009.9.13 栃木県
 
 2023.12.16 東京都調布市    2023.12.16 東京都調布市