オキナワシタキソウ |
カガイモ科 シタキソウ属 |
日当たりのいい山地の常緑広葉樹林内などに生える常緑藤本で、長さ5〜10メートル。茎や葉には短毛がある。葉は、1〜2センチの葉柄があり、対生し、卵状長楕円形〜長楕円形、先は鋭尖頭で、全縁。 花は茎頂や葉腋から花茎を伸ばし、3〜10個の花を付ける。花冠は白色の鐘形で5裂し、直径2/5センチほど。花期は4〜6月。本州〜沖縄島、久米島、石垣島に分布する。 〜徒然想〜 甘いジャスミンの良い香りがする。オキナワシタキヅルの別名がありますが、こちらを和名とする情報があります。 良い香りがする花のようですが、残念ながら木々の間から望遠でようやく撮影できた花なので、香りまでは届きませんでした。ただ、撮影後の花をみると、厚みのある花が滑やかで、如何にも香りがありそうです。 カガイモ科といえば、何となく臭みのある香りのようなイメージがあるのですが、ジャスミンのような甘い香りとされています。 花の形とジャスミンの香りで思い出すのが、オキナワソケイです。こちらはモクセイ科ですから、香りが良いのは予測できます。 -同じ科の植物- |
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2015.5.30 鹿児島県 |
2015.5.30 鹿児島県 | 2015.5.7 鹿児島県 |
2015.5.7 鹿児島県 |