イソマカキラン |
ラン科 カキラン属 |
日当たりのいい草地、湿地などに生える多年草で、高さは30〜70センチ。カキランの品種で、唇弁が側弁花(ロベリア化)したもの。花以外は母種と同じで、葉は互生し、狭卵形。花期は5〜6月。南九州〜奄美大島などの島嶼に分布する。 〜徒然想〜 ラン科は、ユリ科から分科したと聞いたことがあります。 イソマカキランは、ラン科の唇弁が花弁化して6弁になった花(ロベリア化)を持ち、一見ユリ科のように見えます。それで先祖返りした花(ラン科→ユリ科)といわれる所以があります。 イソマは、鹿児島県磯間に由来するようですが、そもそも自生のイソマカキランの情報が少なく、定かではありません。稀少な植物です。 小道にはユウレイランが見られ、たどり着いた日当たりのいい草地には、この花が埋もれるように咲いていました。 -同じ科の植物- |
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2015.5.30 鹿児島県 |
2015.5.30 鹿児島県 | 2015.5.30 鹿児島県 |