イリオモテスミレ

スミレ科 ミヤマスミレ類

 
2015.1.15 沖縄県   2019.3.8 沖縄県

渓流沿いの岩上などに生える多年草で、高さは3〜6センチ。葉は三角形で長さ1センチほど。表面は濃緑色で基部は心形になる。花は長い花柄の先につき、白色で直径1センチほど、花弁はやや細い。花期は2〜4月。沖縄県八重山諸島に分布する。


〜徒然想〜

石垣島ではイシガキスミレと混生していました。葉の大きさや形を比較するにはベストです。
今にも咲きそうなイリオモテスミレの花芽も見られたので、期待できそうです。
でも、暗雲が・・・! 
翌年の3月に行った花仲間から、花を咲かせているものは見られなかったとの報告が入ったのです。

2019年、訪れる機会を得て、期待をもって産地に向かいます。
あったー! 白い花が3つ見られます。でも、ちょっとだけ遅かったようです。萎れかけています。
それでも念願の花を見られただけで、幸せです。

ヤエヤマスミレの品種です。違いは、ヤエヤマスミレの葉は基部が切型で菱形になりますが、本種は基部が心形でハート形になります。とはいえ、中間的なものも見られます。

−同じ科の植物−

 2015.1.15 沖縄県(画像にポインターをおいてください)   2015.1.15 沖縄県(画像にポインターをおいてください) 
 2015.1.15 沖縄県   葉は切型 2014.6.22 沖縄県
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