イヌマキ |
マキ科 マキ属 |
海岸に近い山地に生える常緑高木で、高さは25メートルほどにもなる。葉は互生し、広線形で、表面は深緑色、裏面は淡緑色、主脈が目立つ。 雌雄異株で、雄花は長さ3センチほどの円柱形。雌花は長さ1センチほどの花床の上に付く。種子は秋に熟し、粉青白色で、柄の上部は膨らんで暗赤色となる。花期は5〜6月。関東地方南部以西、四国、九州、沖縄県に分布する。 〜徒然想〜 花としては実に不思議な形をしており、雌花はこけしのようです。 東京都の画像は庭木として植えられていたもので、葉の間を覗いてその形に驚きました。 種子の画像は鹿児島県の山中で撮ったものですが、自生のものとしてはまだ樹高がなく5メートルほどでしたでしょうか。赤くなった、やはりこけし状の実がなっていました。 先端部が実で、下部の赤い部分は果床といい甘くて食べられるとのことですが、ちょっと手が出ませんね。 −同じ科の植物− |
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2012.7.1 東京都 |
2012.7.1 東京都 | 2012.7.1 東京都 |
2012.10.27 鹿児島県 | 2012.10.27 鹿児島県 |