イジュ

ツバキ科 ヒメツバキ属

明るい林内、林縁などに生える常緑高木で、高さは10〜20メートル。葉は互生して枝先に集まり、楕円形〜卵形、先は鋭尖形〜やや尾状、基部はくさび形、質は硬い紙質で表面は光沢がある。
花は枝先の葉腋から出る花柄の先に付き、乳白色〜白色で直径3〜5センチ。花弁は5〜6枚。花期は5〜6月。九州奄美諸島以南〜沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

山道を走ると、そこかしこにこの花が見られます。遠見でも、直ぐこの花と判るほどに山は白く染まります。
花は直径5センチほどで、丸みがあり、柔らかそうです。

八重山諸島では詩にも詠まれ親しまれています。「私もあのイジュのように真っ白に咲きたい。」 
花言葉は「ひたむきな愛」「愛嬌」とか。
そんな美しい花でも毒があります。昔は、樹皮を粉にして撒き魚を捕ったといわれています。分からないものです。

-同じ科の植物-
2015.5.30 鹿児島県
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