エゾオグルマ |
キク科 キオン属 |
海岸の砂地、礫地などに生える多年草で、高さは30〜60センチ。茎は直立して太く柔らかく、葉を含め全体に多肉質。葉は卵状長楕円形〜長楕円形で、光沢があり、先は鈍頭、縁には小さな鋸歯がある。中ほどにつく葉が一番大きい。 頭花は黄色で、散房状に多数つき、直径5センチほど。筒状花を舌状花が囲む。総苞は半球形で、線形の苞が多数付く。花期は8〜9月。北海道、青森県に分布する。 〜徒然想〜 さすがに海岸に咲く植物という感じがします。葉は大きく光沢があり、厚みがあります。茎も太く、がっしりして、まさに“豪壮”という姿です。 漁港特有の香りがする入り江に、ど根性大根はだしに(言葉の使い方正しいかな?)、石の間から生えていました。 一方で、漁具が散乱する砂地で群生する姿も見られました。 姿が豪壮だけではなく、生き様もたくましい植物のようです。 −同じ科の植物− |
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2012.7.25 北海道 |
2012.7.25 北海道 | 2012.7.25 北海道 |
2012.7.25 北海道 |