エゾイラクサ

イラクサ科 イラクサ属

山野のやや湿った地に生える多年草で、高さは50〜200センチ。茎は直立し、全体に刺毛があり、触ると痛痒い。托葉は2個。葉は狭卵形〜卵状長楕円形で、先は尖り、縁は単鋸歯、両面に毛がある。
ふつう雌雄異株(まれに同株)。花は葉腋から出る穂状の花序に付き、花弁状の萼は4個。花期は7〜10月。北海道〜本州中部地方以北に分布する。

〜徒然想〜

非常に背丈が高い植物で、身長180センチほどの私が見上げる個体もありました。葉は長さ20センチを超えるものも見られます。さすがは蝦夷の地という想いがしましたが、残念ながら花としては美しいものではありませんでした。
むしろ、この植物の林を抜けるとき、何か身体が痛痒いような想いがして、急ぎ足になってしまいました。

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2012.7.25 北海道
2012.7.25 北海道 2012.7.25 北海道
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