アツモリソウ

ラン科 アツモリソウ属

山地の草原などに生える多年草で、高さは20〜40センチ。葉は互生し、長楕円形。
茎頂に淡紅紫色で袋状の唇弁を持つ花を付ける。花は直径3〜5センチほど。花期は5〜7月。本州中北部〜北海道に分布する。

〜徒然想〜

緑一色の草原の中にピンクのこの花が見られた時期もあったようですが、今では盗掘などによりほとんど見られなくなっています。ですから、この花の自生の姿を見ることは、すっかり諦めていました。

諦めてから5年ほど経っていたでしょうか。ひょんな機会に恵まれ、自生の本種を見ることができました。
うれしかったです。
そして、やはり綺麗だったです。その姿、形に感動しました。

北海道のある地では、まだ草原の中にこの花がひっそりと、そして華やかに咲いているそうです。
今回は見逃してしまいましたが、大自然の中にポツンと咲く姿も見たいものです。

願いが叶いました。
北海道ではありませんが、大自然の中でポツンと咲くアツモリソウがみつかりました。こんな場所でみつけたのは画期的です。いつまでもここで咲き続けることを願います。

−同じ科の植物−
2012.6.17 山梨県
2012.6.17 山梨県 2012.6.17 山梨県
 2014.6.1 山梨県   芽出し 2014..5.18  山梨県
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