アカヤシオ |
ツツジ科 ツツジ属 |
2014.4.26 群馬県 | 2014.4.26 群馬県 |
山地の岩場などに生える落葉低木で、高さは6メートルほどになる。枝はよく分枝する。葉は楕円形でやや硬く、枝先に5枚輪生する。 花は葉より先に開き、花柄には長い毛を散生する。花冠は淡紅紫色で、広く開き5センチほど、深く5裂し、さらにその裂片の先が浅く2裂する。雄しべは10本、うち上側のものは花糸が短い。花期は4〜5月。福島県〜三重県の太平洋側に分布する。 〜徒然想〜 栃木県や群馬県に多く分布し、アカギツツジの別名があります。 本画像も群馬県で撮影したもので、この時期この山に登る登山者の大半はこの花を目指します。山頂に近づくにしたがって、”きれいでしたよー!”の声が帰ってきました。何がきれいだったかは、すぐに分かりました。この山の山頂付近はアカヤシオで有名なのです。楽しみが募ります。 声に違わず、アカヤシオはほんとにきれいでした。花の一つ一つ、山の一面を染めるピンクは柔らかく、優しげです。この身を包み込んでくれるようです。 この山にもう一つ山の名を残す花があります。今ではなかなか純なものがみつからなくなった「すみれ」です。この日も裏道を含め探しましたが、花も距も純白の純なものはみつかりませんでした。 さて、この山の名は、もうお分かりでしょう。この山のアカヤシオはお勧めです。 −同じ科の植物− |
2014.4.26 群馬県 |