アカショウマ

ユキノシタ科 チダケサシ属

山地のやや明るい林下や林縁などに生える多年草で、高さは30〜80センチ。葉は3回3出複葉で、小葉は楕円形、先端は尾状に伸び、縁には不揃いの重鋸歯がある。
花は白色で、複総状花序(花軸が分岐して、各枝が総状花序となるもの)に付くが、側枝は最下部のものしか分枝しない。花期は5〜7月。本州東北南部〜近畿、四国に分布する。

〜徒然想〜

トリアシショウマとの区別が出来なくて、両者とも保留にしてありました。
富士山麓でアカショウマと思われる種に出逢い、両者の違いが分かったような気がします。

トリアシショウマは花序が全体的に大きくて華やかです。これに対し、アカショウマの花序は、側枝が最下部のものしか分枝しないので、細長くすっきりしています。小葉の幅も狭いようです。

−同じ科の植物−
2009.7.5 山梨県
2009.7.5 山梨県 2009.7.5 山梨県
2008.7.20 群馬県尾瀬   2008.7.20 群馬県尾瀬  
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